【日帰り旅行】都内から3時間以内に行けるおすすめ観光スポット
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記事作成日: 10527pv
記事作成日: 2018-09-03 10527pv
長野県の飛騨山脈に位置する「上高地」。国内を代表する山岳リゾート地で、穂高連峰など雄大なロケーション、多くの名所がそろっている魅力的な人気観光地です。
真夏でも22℃前後と非常に過ごしやすい気候で散策コースがしっかりと整備されており、気軽な散策から本格的な登山まで、さまざまな楽しみ方ができるのも人気の理由。平坦な道がほとんどなのでトレッキング初心者、お子様からでも十分に楽しめ、1500mの高地で大自然を満喫することができます。日本国内のみならず外国人観光客も多く訪れている、上高地の見どころを紹介してまいります。
目次
上高地のウォーキングコースは滞在時間によって様々なルートをとることができます。約2時間から散策してまわることができるので、日帰りで遊びに行くのにもピッタリ。アップダウンもなくしっかりと整備された散策路は、長距離を歩けないお子様連れのファミリーや、年配の方にも安心です。
4時間以上歩く予定なら、ウォーキングシューズを履いて行くことをオススメします。次から次へと現れる絶景に都会の喧騒を忘れることまちがいなし。それではコース上にある見どころ、観光スポットを具体的に見て行きましょう。
最も人気で、かつ最も気軽に回れる所要時間約2時間の「大正池コース」にあるスポットです。沢渡からシャトルバスに乗って、まず最初に止まる「大正池」で降車すぐ。なんと大正4年に突如として現れた池であり、この名の由来となっています。
焼岳の大噴火によって梓川がせき止められることで出現した大正池は、鏡のように澄み渡った湖面、立ち枯れた木々など、今もなお噴煙をたなびかせる焼岳をバックに幻想的な光景です。季節はもちろん、同じ日でも朝もやや夕焼けなど、時間帯によって刻々と表情を変えてくれます。
上高地の中心地にあり、シンボル的存在として親しまれているのが河童橋です。上高地バスターミナルから約5分で行くことができます。大正池からは約1時間の距離にあります。
橋の上からは穂高連峰を眼前に望み、アルプスの残雪や新緑、紅葉など四季折々の自然を橋の上から眺めることができる絶景ポイントとなっています。「上高地銀座」と称されるほど、多くの人が訪れることでも知られています。芥川龍之介の小説「河童」の舞台ともなっています。
大正池と河童橋のちょうど中間にあるので、ぜひ立ち寄っておきたいスポットです。原生林の先に唐突に現れる隠れ家のような場所にあり、バイカモの茂った浅い池です。他のスポットに比べて立ち寄る人が少なく、穏やかな気持ちで過ごすことができるのもオススメできるポイントです。
ニッコウキスゲやコケモモ、また冬は霧氷なども楽しめ、自然の池で湿原でありながら、計算された人工の池のような箱庭的美を堪能することができます。
田代池近くにある三叉路に、ぽっかりと現れる湿原です。田代湿原は木道となっており、そこからの眺めがもっとも穂高連峰を綺麗に見ることができるとして人気の撮影スポットとなっています。
緑あふれる湿原越しに眺める補高の雄大な山並みは、いかにも上高地らしい雰囲気。新緑や紅葉、草紅葉など四季折々の変化も風景に華を添えます。大正池からは約15分。
河童橋からはゆるやかな上り道を登って約1時間。早朝は朝もやのスポットともなっており、朝日に染まる明神岳とのコラボレーションが人気となっています。一之池と二之池の2つの池で構成されており、池畔に穂高神社のある神秘的なスポットです。
明神岳の崩落で梓川がせき止められたことで出来た池で、多くのイワナが生息し、周囲には熊笹やケショウヤナギなどの緑、池中の大きな岩石がコントラストある自然美を見せます。毎年10月8に穂高神社奥宮例大祭が行われる場所でもあります。
小梨平を流れる清水川は、その先で梓川へと流れ込んでいる湧き水です。全長200mの短い川ですが、原生林におおわれた六百山から湧き出す水は、その名の通り清らかな水質を誇っており飲料水として飲むことも可能です。イワナなどの川魚、川底に繁茂するバイカモの緑や夏にはそこに咲く花も観察できる、バツグンの透明度が美しい川です。
手をつけると驚くほどの冷たさですので、夏場はぜひ触れてみてください。清水川にかかる清水橋からの眺めも、美しいと人気です。
大自然の中にある上高地は、木々や花の彩り、新緑から草紅葉・紅葉、またアルプスの残雪など四季折々の変化を楽しめることも特徴です。一度訪れても季節を変えて再訪すれば、ガラリと印象が変わってまた新たな楽しみ方を見つけることができるでしょう。ここでは、上高地の季節ごとの見どころを紹介していきます。
雪に覆われた穂高連峰
春といっても、標高の高い上高地では、4~5月でも日中で10~15℃しかありません。雪が降ることもあるくらいなので、しっかりとした防寒をして行ってください。穂高連峰はまだまだ純白の雪で覆われています。冬山の雄大で美しい姿と、芽吹き始めた草花の緑とのコラボレーションを楽しむなら、春のお出かけがオススメとなっています。
木々の新緑
春から夏にかけて、5月下旬~6月中旬は多くの人が訪れ、上高地の人気シーズンのひとつとなっています。朝夕はまだまだ冷え込みますので、しっかり防寒対策をとってください。極寒の中に閉じ込められていた木々の命たちがいっせいに息を吹き返し、若く鮮やかな緑がグラデーションを成すこの時期は、高地らしいさわやかさで初夏の喜びに満ちています。
バイカモの花
川草であるバイカモは清水の中であざやかな緑色をなびかせ、いっそう涼し気な雰囲気を盛り上げてくれます。絶滅危惧種でもあり、日本で見られる場所は数カ所しかない珍しい草となっています。漢字で書くと「梅花藻」と書き、その名の通り梅のような花を咲かせる水草なのです。大きさは1~1.5cmとかわいらしい小ささで、水面にたくさん白い花弁と黄色い花芯をのぞかせてくれます。6~7月を見頃のピークとしています。上高地では特に清水川がバイカモの見どころスポットとなっています。高い透明度の川で繁茂するバイカモとその可憐な花は、いかにも高地ならではの繊細な自然美です。
朝靄(あさもや)
朝もやも上高地の光景の中で人気の高いもののひとつとなっています。川や池の上に現れる朝もやは、ファンタジックで神秘的。寒暖差の大きい時期のほうが観測できる確率が高いので、7~8月がもっとも出会いやすい時期です。夏休み期間中で混雑しやすい時期でもありますが、早朝なら日帰り観光客が少ないのもポイントですね。田代池や梓川などが観測スポットです。
草紅葉
平地と違って、上高地には赤く色づくような植物が少ないのが特徴です。多くが黄金色に染まる「黄葉」が主となっています。9月になると急激に気温が下がり、田代湿原などで木々よりも先に草花が「草紅葉」を始めます。山はまだ緑色を多く残しており、手前に茂る湿地の黄金色とのコントラストが目を楽しませてくれます。
カラマツの黄葉
10月初旬になると、カラマツ林が黄金色に色づきます。針葉樹でありながら紅葉するこのカラマツが、上高地の主な紅葉(黄葉)となっています。特に梓川の左岸や小梨平、また田代湿原などの湿地帯周辺に、カラマツ林が存在します。上高地では多く見られる樹木なので、時期が合えばかなりの確率で見ることができるでしょう。
霧氷
上高地は毎年11月16日~4月26日は閉山期となっています。夏場であっても22℃ほどにしかならない上高地ですので、冬は厳寒の地となり入山することができません。しかし、閉山する手前ぎりぎりの11月初旬。上高地では「霧氷」を観測することができます。外気温が10℃以下になった早朝に現れる現象で、空気中の水分が凍り木々の枝を真っ白に覆います。まるで氷でできた林のような光景は、とても幻想的。そこに朝日があたってきらめく姿は息を呑む美しさです。
この記事を書いた人 日帰りバス旅行会社スタッフ
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